2005年12月10日

烏と冬の月


空澄みて烏帰るや冬の月

just coming back to the nest
crows highly in the clear sky
the moon in winter


空を見上げると冬の澄んだ空に二羽の烏が帰ってゆく、その烏に夕べの月が輝き出すそれは一幅の絵だった。そこに不純なものは何もない、工場の煙も見えない、澄んだ空がどこまでも広がっている。自然のものは常にこうした自然の中にあり命は自然の中で美しい絵や詩になっているのだ。こうした光景はありふれているしいつも見る光景じゃないかとなるがでは人間はそうした美しいものになっているか、なっていないのだ。都会の烏はゴミの餌をとるのに頭使うから田舎の烏より頭がいいとか延々と田舎の人間は性根が腐っていると都会の人間が田舎をこきおろして自己満足している掲示板がある。人間はそうであっても都会には自然がないから人間もすべてが醜くなっていることに気づかないのだ。都会の烏はビルの上の汚れた空を飛ぶときゴミを漁りガ-ガ-が鳴く時何か不気味な都会の変容した動物となっているのだ。それは都会の人間も同じである。人間ならざるものになっていることに気づかないのである。

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