
今拾う羽根をふるわす夏の蝶
家を出て外の空気や夏の蝶
六号線旅人行き来し都草
miyakogusa
many travellers go and come
on the route 6
今や外に出るとしても家を出てコンビニに行くくらいである。ただ六号線は車がひっきりなしに通るから騒々しいけど生きている道である。人々が行き交う道なのだ。外に通じている道なのである。昔の街道もそうだった。この道は東京とか北だったら岩手とか秋田とかのナンバ−を普通にみかける。これが阿武隈の山間地になるとあまりみかけなくなるだろう。この道は遠くと通じた道なのである。
今帰りにこの蝶を道で拾った。まだ羽根をふるわせている。羽根はやはり少し痛んでいる。プログの醍醐味は今の時点を即報告できることなのだ。何か論文とか批評とかまとまったものを書くのには向いていないが今の時点での報告が文字通りライブ的に報告できる。誰でも今の時点を報告したいという気持ちがある。今ここで何か見つけたよとか報告したいのだ。普通は身近な人に話するのだが今はプログに書いているのだ。だからニュ−スの断片の感想とか今の時点での報告が読まれる。毎日アクセスしてもらうにはそうなってしまうのだ。
認知症になった報告も症状が悪化したり改善したり変わるから日記形式があっていた。時々刻々変わる世界と変わらない普遍的なものを追求することが必要なのだ。