2015年02月01日

ゴトウケンジ死す (イスラム国とは国ではなくテロ集団なのか)


 
ゴトウケンジ死す


 
(イスラム国とは国ではなくテロ集団なのか)


ゴトウケンジが殺されたけどイスラム国に現代の文明のルールなど通用しないことがわかった。
最初は人質交換などで命を生かすための交渉かと思っていたのである
そんな甘い考えなどイスラム国には通用しなかったのである。
何か不思議なのはイスラム圏社会はそもそも近代化できなかった。
近代化とはいろいろあるが一つは工業化できなかった。
イスラム社会から何か工業製品を作り出していない
日本は近代化したというとき技術的な面で工業化しているのである。
日本は江戸時代の鎖国から中世的世界から近代国家に飛躍したのである。
それができたのはアジアでは日本だけだったのである。

だから不思議なのはイスラム国の出現はまるで中世の暗黒時代の戦国時代へ逆戻りしているように見える。首切りとかの残虐性もそうだし何か近代のルールも全く通用しない
そもそもがイスラム国というけどそれは国家でもない
すると国家とは何なのかとなる、国家と民族は違っている。
その象徴がクルド人は国家はないけどクルド人としての強固なアイディンティティがあり結束している
国家がなくても民族は存在しているのである。
日本では国家も民族も島国で一体化しているからそういうことがわかりにくいのである。
大陸的には国家というのはいつも同じではない、民族は同じでも国家はそうではない
国家は大陸では島国でないから絶えず拡張したり収縮したりしているのである
だからイスラム国が目指しているのは中世のカリフ制である


この地図を見るとリビアであれエジプトのシナイ半島でテロが起きたことが納得がいく。イスラム国はかつてのカリフの時代を再現しようとしているのだ。
その残虐性は中世の戦国時代のように見えてもまた近代的なものも取り入れている。

イスラム国は民衆に、自分たちを受け入れる限り悪いようにはしないと言っている。シリアの支配地域では商人たちから2ヵ月に1回20j相当の税金を取るのですが、律儀に領収書を出す。アサド政権時代には税金はもう少し高く、領収書も出さなかったため、一度税金を払ったのに別の徴税官が来て、税金を出せと言ってくる不正もありました
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41813?page=5

ここで不思議なのは領収書を前のアサド政権で出していないのにイスラム国では出していて二重にとったりしないというのもかえって近代国家的なのである。
要するに中世や戦国時代と近代がまじりあったようなものになっている

ただ国家という概念は近代が作り出したものであり国家の範疇に収まらないものがかつてはあった。
だから国家とはなにか、イスラム国は国家なのか何なのか?単なるテロ集団なのか?
だから殲滅すべきだという議論がでてくる。
つまり国家としての交渉はありえない、だから人質交換など国家を相手にするものではないから通用しないとなる。
国家には元首がいるがイスラム国にはいない、だから誰と交渉しているのかもわからない責任を持つものか誰かもわからないからそもそもまともな交渉ができない
それで簡単に都合で残虐に殺すだけだとなる
日本でも江戸時代は他国から入るものと入鉄砲入女とか関所で調べていた。
他国から入るものは常に危険だったから移動の自由もなかった。
こういう時代が世界でもあった。

今のグローバル化社会というのはやはり近代化して一方で人類的には進歩したものとしてあった。
そこに様々な問題が生まれるにしてもどこの国へでも安全に行けるということ自体格段の進歩だったのである。
江戸時代であれ世界でもそんなことが簡単にできなかったからである。
それでいかに世界を安全に行けることが恵まれたことなのかこの事件で認識した。
これまでは当たり前だと思っていたのである。
ともかくこの辺に起きたこと津波であれ原発事故で故郷に住めなくなったことなど
当たり前なこと意識しないことか恵まれていたとか意識するようになったのとにている。世界を自由に行けるということはそれは人類の進歩であり恵まれたことだった。
イスラム国の出現でもはや安全に日本人も渡航できなくなったことでわかったのである。
posted by 老鶯 at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題の深層
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