2014年11月08日

冬柳(近辺の俳句十句)


冬柳(近辺の俳句十句)

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天明の碑のあり社落葉かな
荒れ果てし社の墓地や落葉かな
俳翁と戒名にあり落葉かな
鬼風の墓や句を読む冬の夜
路地の奥知られざる家冬柳
なお生きる99歳知るや冬柳
70年嫁ぎて長き冬柳
ここに生き長きものかも冬柳
空家に蕾二つの冬薔薇
秋薔薇三輪ここに照らす月

白き薔薇散りし誰か見るべしや空家の一つ長く住まじも

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近くの神社に鬼風という俳人がいた。江戸時代に全国を旅した裕福な商人だったからできた。
その記録も残っているが俳句自体はいいものがほとんどない。たいしたものでなくてもその頃俳句を作れるのは裕福な商人である。字を書けたりてぼときされないと俳句でも作れない、今なら誰でも作っている。江戸時代はそうはいかなっかたのである。
細い路地裏の道の家に冬柳があった。あれも隠されるようにあったからわからなかった。柳は何か幽霊みたいで冬柳となるとさらにそうである。
自分の母親でも百まで生きるとなると長いとなる。
嫁いでからもすでに70年近くもなる。


人間はともかくそれぞれの人生でも短いのだがまた長い。
近くの知り合いの同級の人の障害者が死んだ。
あの人もずっと世話し続けていたのである。母親がしていたが母親も今や寝ている。
心筋梗塞で69歳で死んだ。障害者をもった人も長生きするから延々と重荷を背負うことになる。
精神病院に入れられたまま60歳になっていたという人がいた。
それも長いし一生が精神病院が生活の場だったというのも驚く。
つまり岩窟王のような生活をしていた人が結構いるのである。刑務所に何十年とかなればそうなる。

 
一つの空家があり人が住んでいない、その期間が長いのである。
十年以上はたっているのに空家のままなのである。
その理由はわからないが空家になっているのが長いのが結構全国的に多いだろう。
800万軒の空家があるというから空家の時代でもあるのだ。
この辺では家が欲しい人が多いのだから売ればいいと思うのだか何かの事情で売らないのである。
薔薇は秋にも咲いていたがそれは白い薔薇であった。それが散って蕾が二つ見えた。
ともかく近辺も冬になっている。
この辺の昔の生活のことは別に書いた。「鬼風」の句のことなども別のページとして書くことにした。


タグ:冬柳
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