花と蝶の写真(イワヒバの庭)
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のうぜんの玄関に散り蟻歩む
夕蝉の甲高く一羽裏通り
夏の暮猫ねそべりて夕燕
我が庭の木陰に一時また休むジャコウアゲハの紋を見るかな
寺内にソバナの花のはや咲きぬそいて行くかな裏の細道
紫の色に染まりて揚羽蝶ここに出あいて喜々と舞ふかな
イワヒバの岩に根付きぬ津波来て残りし庭を手入れするかな
とことわの磐の庭なれゆうゆうと芙蓉に揚羽朝に舞ふかな
ジャコウアゲハをもう一回庭に見た。この辺を飛んでいたのだろう。温暖化で飛んできたのかもしれない。
寺内となると鹿島の町から通りからすぐ近くである。でも一万くらいの町になるとそれでも離れているし農家が多い。今は仮設の町になってしまった。
寺内という地名と歌が一致する。地名が短歌でも重要な要素になる。
すでに秋は来ているし今年は意外と秋が早くくるようだ。今日も涼しかった。
この一面に咲いていたのはハナトラノオである。原町の方に行ってみた。トラノオというのは自生しているがその大きなものであった。
夏は花を見て歩くのにいい、花というのは合歓の花でも咲く場所によってかなり違った雰囲気となる。だからこの道にも咲いていたなまた来てみるかなとなる。
場所によって同じ花でも咲いている感じが違ってくるのだ。
また近くの一人暮らしの人の大きな岩を組んだ庭を見に行った。イワヒバを植えていた。あの庭にはイワヒバがあっている。
岩の上に張り付いてでも生きる強靭な植物なので、根と葉をきちんとセットに植えこめば、それなりに生き延びてくれるはず。成長の遅い植物なので、今後に期待ですね。
http://orangekinoko16.hatenablog.com/entry/2012/05/16/005625
イワヒバは自然の環境の中で自生しているシダ植物であり、「巻柏」「岩松」「長生草」などいろいろな呼び名があるが 不思議な植物である。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~tyuusan/iwahiba-frame.htm
イワヒバはまさに岩に根付くからイワヒバになる。何かその庭の主は体ががっしりしていて岩のように見えるのだ。一代で財を築いたしそれを自慢しているけどやはり家とか庭は財力がないと作れないから特に一代でとなるとそれなりの人でないと残せない。
その人は体ががっしりしていて親分肌の人だからそういうことができた。
芙蓉が咲いていてそこにも揚羽は喜々と舞っていた。それもあの庭にあっていた。
自分は家はあんまり興味がない、そもそも家は住んでみないとわからないものなのだ。
でも家の中はわからないから家に個性があってもわからないのである。
ただ庭は個性があってわかるのである。
今は芙蓉の花の時期である。この花は大きくておおらかな感じがするから好きである。
女性でもこういうおおらかな感じの人がいい、たいがいそういう女性は太っている。
太っていると何か包容力を感じる。やせた女性には感じないのである。
自分はやせた女性にも太った女性にも育てられたからその良さも悪さを知っているのである。
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