2025年02月05日

生成AIとは何なのか 【知情意の知の部分の無限の拡大ーでも神にはなれない】


生成AIとは何なのか
【知情意の知の部分の無限の拡大ーでも神にはなれない】

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●膨大な情報の処理できるのが生成AI

今話題になっているのは生成AIである。これは何なのかまだよくわからない、それはあらゆる分野に影響する、そのことでAIで詩を作ったりイメージクリエイターで画像を作って来た
詩まで作れるのかという驚きである。
その仕組みの謎はおそらく膨大な情報をデーターをインプットされていてそれをうまく処理するようになっている
とにかく人間一個の収納する処理できるデーターはわずかでありでもコンピュターになると無限大になる
その情報の量によって人間の脳力を拡大する

たとえば私の家に関心がある本を千冊も集めたとしてもそれを十分に利用できない、読んだとしても忘れているとかある
でもそれらを電子化して一つにまとめればテキスト化すれば一つの単語から同じ内容のものを集めるとそれを編集すると創作にもなる。何かそういうことがAIでは行われている。

人間の弱点は記憶することが限られていることである。
その容量が小さすぎるのである。そのために視野狭窄に陥る。
地名の興味があるとしたらその関連した本なりを情報を集める
そのための書庫でも作るとなる。でもまた一冊一冊となっているとそれを調べるのがめんどうになる。だから図書館は利用しなくなった、実際は図書館の本でもテキスト化してAIのように調べられると便利なのである。
AIとは一冊一冊の本ではない膨大な本をテキスト化して通信で世界中の人が利用できる仕組みである

一冊一冊の本を別個のものとして読むのではなく相互に関連させる、それはテキスト化すると電子化するとしやすいのである。
坂がさかいになるというのを本に書いてあったが忘れていた。例え読んでいても忘れる、それより自分の書いたプログでも忘れていてまた検索して読んでいて感心するのも不思議なのである
人間はとにかく忘れやすいのである、本を読んで徴〔しるし〕をつけていても忘れている。読んだことも忘れている。


集約とは集めてまとめることです
集約とは多くの物事を整理して一つにまとめることです


●人間は記憶によって自分を認識する

人間は実は記憶によって自分を自分として認識しているのだ。現在の意識と過去の記憶との間に整合性があると人間はその意識を自分の意識として認識する
AIが神になる日ー松本徹三

つまりここで大事なことは人間の記憶なのである。結局人間の一生とは何を記憶されたのかである。その脳に記憶されたのがあならの一生だったとなる
それで最も印象的に記憶されたものがあなたの人生だったともなる。戦争とかなるとその体験は余りにも強烈で忘れることがない、それで私の姉は従軍看護婦としてシンガポールの向かいのマレーシアのジョホールバルで地獄の苦しみを生き抜いた、そのことが死ぬまで忘れられず死ぬ間際まで戦争のこと語っていた、それは結構認知症で重く何でも忘れるのだがその戦争のこてゃ忘れなかったのである。一般的に青春時代に体験したことは忘れない、若い内は記憶力が優れているということがある。
要するに記憶が大事だと言うと老人になるとその記憶に生きる、思い出が人生になるからである。老人はみんな経験して記憶されたことを語るからである。その記憶が人生だったとなる。
私が旅のことを語るのは旅が人生のようになっていたからである。その人記憶されたものが何なのかそれが最後は人生だったともなる。

ただいろいろ体験しても嫌なことは余り語りたくない、その人は自分の人生を語らない、何かそこで嫌なことがあり人をだまして儲けたとか後ろめたいものがあり語らないとなる
金融関係とかだとそうなりやすいかもしれない、また人をだまして儲けるとかでも他にある。

いずれにしろAIとは何なのか、まだ解明されない、具体的には本を千冊あるとしてそれをテキスト化して電子化して編集して新たな視点を得るということにもなる
その仕組みは私にはわからない。ただ膨大な情報が貯えられていてそれらを抽出して組み合わせるとすると別な新たな識見を得ることになる。人間がたとえ本を読んでも忘れるし膨大な情報を記憶することも処理もできないからである

昔から三人寄れば文殊の知恵とか諺にある。でもそれが十人から百人千人・・・・となっていったときどうなるのかもはや人間では処理できなくなる。AIだとそれが処理できるからAIに聞いた方がいいとなる。
でも地理とかは地図を見ても必ずしもわからない、現場に一回だけでも立てば実感するのが地理である。それは体でも五感でも全体の感覚で感じる。その場の空気も感じる。だからすべてAIに聞いてもわからないとなる。

●知情意の知の無限の巨大化が生成AI

またAIが政治的にでも中立にはならない、中国の生成AIのデープセークが天安門事件について聞いても答えないとかある
それは人間が意図してそうしている、操作されているから危険だとアメリカでは問題視している。でもアメリカでもすべてが中立で公平となるのかとなるとそうでもない、やはりアメリカに不利な情報は出さないとかなる。そこに依然として人間の意志が働き操作される。道具自体は中立である。
石があるとしてそれが人を害さないしまた人間の争いでもどちらにつく見方するということはない、要するに道具でも物でも機械でももともと中立でありどちらに味方する意志をもたない、人間がその意志をもって操作する。ロボットでも自らの意志を持たない、意志を持つのは人間である

知情意がるときAIがもつのは膨大な知の分野であり情と意はもたない、怒ったり悲しんだりとか情はなく知の巨大化したものになる。情と意志はもたないのである。だから返って冷静に情報を伝えるということはある、そこに感情的なものははいらないからである。人間の体を見るにしても医者がこの人は気に食わないとかいい感情をもたないときそれは患者にも影響するし判断もおろそかにしたり誤る。でもAIには機械はそういう点では中立であり冷静に判断するから誤らないとはなる
人間はともかく好き嫌いがあり感情的になるからである

ただ知の部分だけが無制限に拡大すると何が起こるのか?
逆に情のない冷たいものとなり一種のフランケンシュタインのような化け物にもなる危険がある。AIが神のようになる危険はそこにある。ロボットは情と意志はもてないからである。
要するにAIでも人間を治めることはできない、ただ機械は道具は中立である。AIも機械だから中立である、でも人間によって操作される。それで中国のデープセークが共産党に不利になることは答えないように作られている。
つまり人間を治めることができるのはやはり神しかいない、それは人間の世界が滅びてから天の国で実現するとなる
神自ら治めるのである。そこには神は偏り見ないで公平な裁きがあり平和がもたらされるどんなことをしても人間でも最高に優れたAIでも人間を治めることはできないのである。