2020年03月11日

波立海岸から浜通りの復興(詩) (震災から原発事故から9年)


波立海岸から浜通りの復興(詩)

(震災から原発事故から9年)

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波立海岸に白波がうちよせる
磐にしぶきがはねて
若い女性のスカートが風にひるがえる 
鴎か飛んできて岩にとまる
沖に船の行くのが見える
夏の日白波が打ちよせる
夏の日がまぶしい
波はしきりに磐に打ち寄せる
小さな熱帯魚も見つけた
そこに千葉からやってきた若者
黒潮でいわきはつながる
鴎はまた海岸線を飛んでゆく
かなたにつづく太平洋
そこは海を通じて結ばれている
のっそりとフタバスズキリュウが
海から長い首を出して見ていた
そしていつしか化石となった
その長い地史の歳月よ
しかし海は怖い
津波があまたの命を飲み込んだ
恐ろしい記憶がここに刻まれた
しかし人々はなおここに生きる
ここが我らに与えられた場所
我らの命はここに刻まれる
海とともに我らの命もある
原発に我らの命はない
その過ちを繰り返すな!
苦しくとも海と大地と山に生きよ
悲劇を乗り越えて新たな故郷を作れ!
海から東風がふきわたり
樹々は芽吹き再び活動の時が来る
海も大地も山も蘇る
恵みは再びもたらされる
その自然からの恵みこそ
真実の実りなるを知るべし   

今回の津波で感じたことは津波の被害にあったところが太平洋海岸線が地理的に共有する場だったということである、それが意識されたのである
福島県といっても会津となると一つの別な世界である
でも太平洋岸は海で繋がれていたのである

第一福島県は大きくて地理的に一つの世界として意識しにくい、アイディンティティがもてないてのである、やはり山に遮られると山の向こう側は別な世界として意識する
海はそうして遮るものがないから一つの世界としてみる

だから常磐線全線開通は復興になる、結局いろいろ震災と原発事故では考えさせられることが多かった、でも9年も過ぎてしまったとき記憶も風化することの恐れがある
今の関心はコロナウィルスであり東日本震災の被害に関心が薄れている
もう津波のことを知らない世代が小学生から中学生でもいる
地元でも何か関心が薄れる
人間はつくづく忘れやすい、十年一昔というとき本当にそうである
震災の記憶も一昔になったとき昔のこととして語られるようになってしまうのである

正直何が実りなのか?

それが誤った、原発こそが豊かにする実りだとして地元でも積極的に誘致した
それが裏目に出て生態系まで破壊されて住むことすらできなくなったのである
でも原発に反対したらこの土地に住むことすらできない状態だった
もう欲に目をくらでいる、金になるのならなんでもいいという時代になっていた
そういう時代になり回りもみんなそういう貪欲になっているからそれを止めることはできない、それに反対したらここは住むことすらできなくなっていた
そして逆にそれを推進した人たちが住めなくなったのである

人間の欲はとめることができない、ブレーキをかけられない、それが原発事故の原因でもあった、国家予算並みの金が事故前も事故後もつぎこまれたのが原発だったのである
そこに人間の欲がむきだしになった、「安全神話」を作った人たちも上層部もみんなそうだったのである
政治家から官僚から御用学者でもマスコミでもいかに原発が金になるということで全部一体となり「安全神話」を作ってきたのである
これは本当に強固なものでありそれを否定すればその土地に住めなくなった
それはオリッピックなどでも継続している

本当にオリッピックが必要なのか?国民が望んでいるのか?

これも電通とかマスコミ関係の収入になるとか阿部首相の肝いりでなんとか成功させねばならないとかやはり原発と同じ構図があり同調圧力を上から作られているからだ
だから五輪の聖火リレーで復興だというのも地元でも参加させられる
五輪のために人手が奪われ資材が入らず復興の工事が遅れているというのもそうである
それがどうして聖火リレーとかが復興になるのか?
これもマスコミが宣伝する、地元で疑問を言う人もいないのである
だから原発事故で上から安全神話を作られて同調圧力が作られたのにているのである
日本は権力で同調圧力が強くなり支配者にとって都合のいい国なのである
オリッピックならオリッピック一色になる、それに文句いうやつは非国民になってしまうのである
                  

参考(詩のAI翻訳)

(Poetry for reconstruction)

White waves hit the Namidate coast
Splashing on the rock
Young woman skirt flutters in the wind
A seagull flies and stops on a rock
I see a ship going offshore
The white waves of the summer day
Summer day is dazzling
The waves rush to the rocks
I found a small tropical fish
Youth who came there from Chiba
Iwaki is connected with the Kuroshio
The seagull flies again on the coastline
The Pacific Ocean following the distance
It is connected through the sea
Futabazuki Ryu is soft
I was watching my long neck out of the sea
And one day it became a fossil
That long history of earth history
But the sea is scary
The tsunami swallowed another life
Horrible memories are engraved here
But people still live here
This is the place given to us
Our lives are carved here
There is our life with the sea
Nuclear power has no lives
Don't repeat that mistake!
Live in the sea, the earth, and the mountains
Overcome tragedy and create a new hometown!
The east wind blows from the sea
The trees will sprout and the time of activity will come again
The sea, the earth, and the mountains are revived
Grace comes again
That blessing from nature
Know the fruitfulness of the truth



posted by 老鶯 at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発事故関連