仙台が下りで東京が上りの違和感
(震災以後は中心は仙台、東京から地方都市へ中核が移る)
中央集権ではない国では、ありえない表記であり、一般にはnorthern-bound(北行き)、western-bound(西行き)といった方角や、大阪方面、仙台方面といった主要都市を示す言い方しかない。ついでに、東海道線、奥羽本線といった路線名を付けない国もあるので、説明が必要かもしれない。
東日本震災以後、この辺で双葉や大熊や富岡区間などが不通になっている
それで仙台行きが出ているがそれが下りになっているからなにか感覚的にぴったりしなくなったのだ
東京方面が不通になり余計にそうなったが今はそうでなくても違和感が生まれてきている
それはなぜなのか?
仙台行きが中心でありあとは名取から仙台空港行きがある
だから相馬地域では常磐線は仙台が上りの感覚になる
仙台からは新幹線も出ているし新幹線に乗る人が多い
ここでは常磐線はそのつなぎのようになっている
3倍に収入が増えたというとき外部から入ってきた人が多くなり利用したからだろう
ともかく仙台は東北の中心であり東京のような感覚になる
だから震災以後仙台が下りになっているのは合わないのである
それらのものが、江戸に運ばれると、都から江戸に下ってくるという意味で「くだりもの」と呼ばれるようになったのです。
茶は「くだり茶」、酒は「くだり酒」、そのほか「くだり醤油」や「くだり傘」など様々な生活用品が江戸に入ってきた。
上方のものは、とても上等でしたので、江戸の人たちからも人気がありました。
しかし、上方以外の品物は質が良くなかったので、江戸にはあまり入ってきませんでした。
「くだりもの」に対して「くだらないもの」とよぶようになりました。
質が良くないために、江戸には、「くだってこない」という意味です
これは京都中心にまだなっていたからこうなった、京都から下ってくるものはいいものなのである
東京が中心なら東京から下ってくるものがいいものだとなる
東京中心の中央集権になればそうなる
ただ電車は上りというときそれは中心に向かっているのだ
下りは中心から離れることである
だから東京から西でも東京行きになると上りになるのである
その感覚は明治の東京中心の社会から生まれた方向感覚なのである
地方からお上ぼりさんというように中心に上ってゆく
それが東京だったのである。京都にも使われていた
でも今になるとすべてが東京中心の社会ではなくなっている
今は東北では仙台が中心だから仙台に行くことが上る感覚なのである
そこは交通の中心地でもあるし東北の中心になるからである
そもそもだから時代とともにこうした方向感覚も変わる
地方の中核都市がありそこが中心となるべきなのである
東京一極集中の時代は終わっているからである
外国にはパリがありロンドンがあっても電車では東京のような中心へ向かうという感覚はない、ただ方向をさしているだけなのである
こっちの方が合理的であり合っているのだ
だからこの辺では特に常磐線の双葉とか大熊で途切れたから中心は仙台になった
そこへの往来が一番多いからである。
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