2016年08月12日

故郷再生の力(詩) (神に祈ることが解決の道)


故郷再生の力(詩)


(神に祈ることが解決の道)


私は無情と非情に泣いた
しかし私を励ますものがある
それは神の声なのだろうか
それは天地の声なのだろうか
先祖の声なのだろうか
最近死んだ親の声なのだろうか
故郷は荒れ果ててた
我が家も荒れて崩壊寸前に
それでも荒廃した故郷に
なお命の芽吹きがあるように
再生するものがある
自然は死んでいない
これは神が与えた試練なのだ
放射能に負けない自然なのかもしれない
我々を励ます目に見えぬ力がある
今大きく未来に向かって
荒廃した地から立ち上がり再生するものがある
その力を感じて再生に立ち上がる
ここに広大な世界から力が働く
新たな未来への力がここから湧いてくる
再び自然は回復して光り輝くだろう
新たなビジョンが神は示し現す
祈りを献げよ、一なる神に
そして天地に日本の神々に先祖に親に
わたしを励ますものがある
新たな再生の輝きが蘇る
悲しむ者は幸いなり
神はその涙をぬぐいたまい
誠の力を与えたもう
それは絶えることない神の力、天地の力
宇宙にも及ぶ全能の神の力
それを約束する虹を見た
力はここに湧きあがりここに結集する
破壊され分断された心は一つになる
さらに輝かしい世界がここに再生される
創造主なる神はそれを望むからである


ここで起きたことは未だに理解できない、自分の場合は津波や原発事故前から起きていた家族が認知症になりそれが何かわからないから恐怖した。
体力もある優秀だと言っていた人が一転して何になったのか?銀行の金さえ下ろせなくなったことや人間崩壊現象に接して驚愕した。それは老いの恐怖でもあった。
これは老いとともに起きてくる人間崩壊の現象でもあったからだ。
でもその病気とも懸命に戦った。人生とは何かとの戦いである。
人類そのものがそうだろう。病気との戦いは延々とつづき今日にいたっているし様々なものが戦いなのである。自然災害も日本では多いから災害との戦いであり洪水が起きないように堤防が整備された。この辺では自分の家は土地が低いので二回も水害にあった。
堤防が作られて水害はなくなった。津波にしても三陸では一部だったが堤防が防いだのである。

今回の津波はそうした自然災害でありそれが桁外れであり予想ができないものだった。
自然の力に畏怖したのである。なぜこれほどの災害になったのか?
こんなことがありうるのかということで未だに理解できないということがある。
家族を失った人も天を呪うとまでなった。それほどあまりにも大きな災害でありノアの洪水なのかとさえ思った。
何か人間的な力を越えたものに直面したのである。
人間の力ではとても解決しえない問題である。
原発事故でも放射能問題でもこれも人間では解決できないのではないか?
なぜなら人間は核のことを知っているようで知らないのである。
科学者が何でも知っているようで知らないのである。
だから放射能にしてもどれだけ人間に影響するかわからないのである。
要するに核の処理にしてもお手上げ状態にもなった。
そして本当に人間に核がどれだけ影響するのか?、人体にどれだけ影響するのかもわからない。そういうふうに多々わからないことになり解決方法がないのである。

原発事故の最大の問題は生活の基本となる土や水や森や空気まで汚染されたことである
ここが回復されないから住むことさえできなくなった。
そして故郷に住めなくなったということがまた今まで経験していないことだった。
戦争でも一時的に焼け野原になったりしたが原爆が落とされたヒロシマ、ナガサキでも人は住み続けている。ただここは広範囲に汚染されたので住めなくなった。
そして人々は家族でも分離し祖父母とか子とか孫はばらばらに住むようなった。
それだけでない地域も補償金問題とかいろいろあり分断された。
そして故郷自体が全体が喪失するということも想像もできないことだった。
未だにこれも何なのか理解できないのである。
第一故郷がなくなることなど想像しないしそれが何なのかもわからない
でも現実にそうなってみれば故郷はなんなのだとか考えるのである。
故郷とか全体のことである。一部の商店とか工場とかで形成されるものではない、農地があり実りがあり森があり山があり海がありと全体のことである。
石を詩にしたがそれも全体に機能するものとしてあった。

それは故郷でも歴史があり身近なものでは親が死んで眠る場所であり墓があり代々つづく営みがあった。そういうものも断絶されたのである。すでに墓を移住した場所に移している人もいるからである。地域の人が移住すれば社なども誰も参らず無用化してゆく
あらゆるものが廃墟化してゆく、だから日の住まない農家が遺跡のように見えたのであるこの辺で起きたことは喪失、分離、分断である。それは自然でもそうであり人間でもそうである。地域というのは都会とは違う。一つの自然をふくんだ全体なのである。
都会はトヨタのように車を作るだけの都会もあるが田舎は自然をふくめて全体として機能していたのである。その全体がバラバラになった現象が今回の津波や原発事故の結果である。だからこれの回復は全が回復することなのである。一つの家でも工場でもなくなるだけで全体はなくならない、まだ全体維持できるが故郷全体が維持できなくなったことが大問題だったのである。
人間はそもそも全体を意識できないのである。現代では余計にそうである。無数の部品化して存在しているからである。仕事でもなんでも一部品をネジを作っているとか一部品しかみえないし部品化しているから全体というのは意識できない
でも故郷全体が喪失したとき全体を意識したのである。
故郷を再生するというときそれは一部分ではない、全体のことでだからである。

そうなると果たして人間だけの力で可能なのかとなる、もう人間の手に負えないということがある。いったい放射能汚染された土や水や森は百年たたないと放射性物質の放射線量が減らないとかなるからである。こうなると時間が解決するとなれば人間の力では不可能だともなる
でも一方で自然でも人間社会でも一旦そうして破壊されるときもとに戻す再生の力が働く人間の体でも病気になればそれは戦うものがあり回復する。
戦後の焼け野原から日本が立ち直ったものやはり回復する力が働いたからだろう。
それは人間だけではない自然の再生力もある。
自然の力もまた計り知れないものなのである。自然についてでも実際は科学者が何でも知っているようで知らないのである。
つまり知らないということはこれからの予想がつかないことである。
何か思わぬことが起きる、意外と放射能も影響なかったなとかなるかもしれない、それはわからないからである。

そこで大事なのはわからないからこそ神に祈るとなる、もし何でもわかっていれば対処できる、対処できないことがこいうふうに大きな問題になると特にそうである。
神に祈って何が解決するのか?そういう時代が今の科学万能時代である。
でもその科学万能時代だからこそ原発事故が起きたのである。
そして人間は自ら作り出したものによって甚大な被害を受けた、そしてその解決方法もないのである。
だから神に祈るということが切実なものになる
人間で解決できなかったらそうならざるをえない、では神がいるのかとなるとどう解決してくれるのかとなるとこれもいちがいには言えない
要するにそうなると神の力を信じる他ないとなる、なぜなら人間の政治力でも経済力でも科学力でも解決しないからである。それは人間の力を越えたものとして起きたからであ。ある意味で奇跡を期待するともなる。
ただ祈るだけではだめである。人間は戦うことなのである。病気でも戦いでありあらゆることが戦いなくして解決しない、奇跡はそうして戦うなかに起きてくる。
病気にしてもそうして細菌との戦いで勝ち直すことができたからである。

自分も家族が病気になってから戦ってきた。その後何の助けもなくかえって非情な目にあいつづけた。それは津波で家族を失った人たちもそうである。
その人たちは外からの同情はあった。
ここがつまり「悲しむもの」となったのである。「悲しむ者が幸いなり」というキリストの言葉は何なのか?それは理解できなかった。
つまり悲しむものはその涙をぬぐいたもうというときそこに神の力が働くからである。
また働くように祈るということである。祈ることは力となる
人間におきることは別にここだけに起きたことではない、どこでも起きている
分離であり分断であり断絶であり争いである。それは家族に起きているし国と国の間でも起きているし日常的である。ではなぜそうなるのか?
それは分離分断してさらに強固に結びつくためにそうなるともなる
南相馬市などでも補償金問題で分離分断したけどそれもやはり強固に結びつくためにそうなったともなる

いづれにしろこれは大きな試練なのである。国家的試練として戦争があり地域的でも東北全体の試練でもあり日本の試練ともなる、そういう試練でありこれを乗り越えようとする戦うことを自覚すべきなのである。そういう試練に立ち向かう意志を共有するべきなのである。ただ一方でそんなことなど自覚しない、補償金で遊んでいればいいとかなるのも多い、それは反省すべきだし外からも叱責するべきなのである。
またもう故郷を捨てた若い人々も多い、それは戦いを拒否して楽な道を選んだ人ともなるでは本当にそれがいい道だったのかとなるとまた未来はわからないということである。
その人たちは戦線離脱者なのか?それもやむをえないことなのかなかなか判断できない。
ともかく修復する回復する力が自然にも働く、放射能でもどう影響するかわからない。
人間でも社会でもそうである。

posted by 老鶯 at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発事故関連