タックスヘイブンとグローバル経済
(巨悪が見えたので怒りの対象となる)
そもそもグローバル経済を理解するのはむずかしい、学問的な理解と実際のグローバルー経済は違っている
自分自身も経済のことを言ってきたがわかっていない、グローバル経済は資本主義は資本もって株とかに投資しない限り具体的に理解できないのである。
だから貧乏人にはそもそも理解できない、自分ももともと貧乏人だから理解できていなかった
ただアメリカとかカナダに投資したことでグローバル経済の中に自分自身も入っていると実感したのである。
なぜそうなったかというと自分の金だからこそ関心をもつ、自分の金が増えれば喜ぶし減ればがっくりとくる、そしてどうして株が動くのか興味を持つ、最近は石油がこれほど世界の株価に影響することを知った。
石油は現代のエンジンだからそうなる、車であらゆるものが電気でも石油が必要であり石油が原動力となって現代の経済は動いている
アメリカもカナダも石油資源国だから石油が上がれば株も上がるのである。
石油から見るグローバル経済は分かりやすいのである。
グローバル経済とはなにかというと企業中心の世界経済のことであり今までの国が中心になった世界とは違う。それで良く多国籍企業にとっては国が邪魔だ、国境があり様々な文化の障壁があり自由な経済活動ができないとみる。
企業が物を世界的に売るとしたら国境がない方がいいし国がない方がいい、国がかかわると税金をとられるからである。そうしたら企業の収入が国にもっていかれるからである。アマゾンなどは国に税金を払っていないからもうけも大きい、それで無料で配達もできたのである。
それは利用する方にとっても便利であり自分はアマゾンでいろいろなものを買った。
だから多国籍企業でもいい面もある、一方で悪い面もある
すでにアマゾンでは国に税金を納めていないということは国にとっては損なのである。
国の税金は福祉などにも使われるから税金を納めないで経済活動することは国では困る
タックスヘイブンはグローバル経済の資本主義で必然的に生まれたのである。
国からは税金を取られる、税金をとられないようにするにはどうするか?
大企業はその税金を逃れるためにタックスヘイブンが生まれた、これは世界中がそうなっているとき共産主義でも中国でもロシアでもグローバル経済の中に組み入れられているから同じだった。
グローバル経済は国があれば国境があり自由に出入りできないとか、文化があると言葉もいろいろで興隆できないとか、イスラムは豚肉を食べないとか食文化もあり世界に売れないから困るとかある。
それでコカコーラ会社なら世界中に売りたいからそうした食文化もない方がいいとなる
タックスヘイブンは素人的にみれば多国籍企業が国に税金を納めたくないということから起きている、国が邪魔でありではどうしたら税金逃れるするかとなるとタックスヘイブンに逃すとなった。
税金をとる政府の首相すらそうしていた。自分たちは税金を下々のものから苛烈にとり税金は払わないで蓄財する
こういうことは国の支配者がしてきたことだけどグローバル経済では多国籍企業がそうしている
中国では庶民が薪までとった栃の実とかまで税金がとられると嘆いていた。
そういう仕組みがグローバル経済でも成り立っていた。ただ国も役人も首相などもそうしていたが大きなものは企業である。
現代の支配者は国の政治家ではない、多国籍企業でありその幹部だとなる
東電をみればわかるけどあそこも国のような巨大な会社だったのである。
結局国とは何か?それを考えるとこうした巨大な企業の手下になってたのである。
政治家から官僚から検察関係から警察関係からマスコミから東電の天下り先と利益を受けるものとしてあった。
そして「安全神話」が作られて事故になった。
現代は国というものだけを見ていただけではわからない、中国の政府の幹部も首相もロシアでも上層階級がタックスヘイブンに金をあづけていた。
世界が上層階級と下流階層に分化している、そしてそうした階級化はグローバルの中で資本主義の中でシステム化されていたのである。
正直株とかはグローバル経済では小金持ちではもうからないシステムになっている
結局銀行の手数料とか株の世界的下落とかなり自分も損したから馬鹿らしいとなる
株でもうけるのは大金持ちであり大企業とかでありそうしてもうけた金はタックスヘイブンに蓄財されていたのである。それには税金もかからないのである。
こうした巨悪は見えない暴かれないのである。
東電とかの原発事故も津波がこなかったら暴かれなかったのである。
カルト宗教団体なども巨悪なのだけどこれも暴かれない、何か巨悪は見えないし暴かれない、巨悪とは巨大な権力をもつゆえに暴きようがないのである。
グローバル経済のこうした巨悪は隠されていた、それが暴かれるのかとなるとわからない中国などはすでに報道を禁止しているからである。インターネットでも検索できなくしている。
セブンイレブンのこうした実態は、マスコミではいっさい報道されない。
週刊誌や新聞にとって、いまやコンビニは最大の販売所となっており、とりわけ最大手のセブンイレブン
においてもらえるかどうかは、死活問題になっているからである。
セブン&アイ会長の鈴木敏文は書籍の大手取次会社トーハンの出身者であり、いまもトーハンの
取締役である。
ここでも大企業は権力をもつからこういうことができる、マスコミは大企業の宣伝費で経営するから批判できない、カルト宗教団体でも創価なども権力をもっているからマスコミは批判できない、要するに権力をもてばこの世の中は濡れ手で粟になる。
だからこそ権力を追及しているのである。
そして資本主義というのは別に地位とか土地があるとか何かではなく金が最大の力となる社会である。
別に地位がなくても学歴がなくても何がなくても金さえあればどこの国だろうが豊に世界できるという社会である。
戦前とか農業社会だったらまず土地が資本であり土地がないとしたら何の力ももていない、工業社会とか金融社会とかなると金がもの言う社会になったのである。
だから資本主義はユダヤ人が考えたものだというがそもそも農業社会では起こり得ない、工業社会になったときグローバル経済になったのである。
イギリス人がタックスヘイブンの先駆者であるということもそれを示している
イギリスは最初はアメリカが支配者になる前は世界を支配していたからである。
グローバル経済の基を作り出したのはイギリスだったからである。
そのイギリスに対抗したのが日本だったのである。
イギリスと衝突してアメリカと衝突したのは日本が明治以降力をつけたからである。
グローバル経済は具体的に目に見えてわかりにくい、でも今回のタックスヘイブン問題はその巨悪が目に見えてさらされた。
だから下級階層はその悪が具体的に見えたので攻撃しているのもわかる
中国人が薪とかにも税金がかけられて栃の実までとかあらゆるものに税金としてとられ搾取されてきた。その嘆きは今もつづいている
ただその搾取が見えないのが現代だったがタックスヘイブンは具体的に見えたから世界中で搾取されている人たちが怒りとなり暴動となるとか言われる
つまり中国などで酒池肉林とか王が権力を消尽する、それが目に見えてわかるから革命が起きたのである。
現代は具体的にその悪が見えないから革命が起きにくいのである。誰が敵なのか見えないからである。
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