2016年02月27日

グローバル経済は数字化してリアリティが得られない) (恒産なくして恒心無しーモラルが形成されない)


グローバル経済は数字化してリアリティが得られない)


(恒産なくして恒心無しーモラルが形成されない)


【読み】こうさんなくしてこうしんなし
【意味】恒産なくして恒心なしとは、一定の職業や財産を持たなければ、しっかりとした道義心や良識を持つことはできないということ。
【恒産無くして恒心無しの解説】
【注釈】「恒産」とは、一定の職業や財産のこと。
「恒心」とは、正しさを失わない心。

諺でも格言でも時代的に必ず解釈が違ってくる、変わらないものもあるが解釈が違ってくるものが必ずある。
恒産とは常に産み出すものである。恒に(常に)産み出すものとはなにか?
それは大地が自然が産み出すものでありそもそもが人間では産み出せないものが恒産なのである。
恒産なくして恒心なしとは石油とかに頼っていればサウジアラビアとかベネゼエラのように世界経済のを影響をもろに受けて食料すら入らなくなり危機的状態になる
石油がとれれば安泰だと今までは外からでみていた自分も石油がとれる国が安全だと投資して失敗した。常に世界は変わりやすいからそうなる
アフリカとかでコーヒーだけを栽培していたらコーヒーが安くなり飢饉になっとかもあるつまり畑でいろいろな作物を作らずにコーヒーだけを作っていた結果コーヒーだけとっていてもそれは食料とならなかった。
単一商品化した農業のためである。それは江戸時代にの日本でも起きていた。
東北が飢饉になったのは米が商品化していて米だけを作っていたためだという。
五穀を作っていれば飢饉からまねがれたという、米を商品として売るためにだけ作っていた結果飢饉になったとき米もだめになったら他の作物を作っていればしのげたができなかった。


一国でバランスある農業をしていればそうはならなかった。東北という地域でもそうである。何か一地域でも工業でも農業でもバランス良くあればいいのだがかたよると危険になる、石油だけに頼っていた国はそれだけ危険だったのである。
つまり世界経済が危機になれば食糧すら手に入らなくなる,世界の国がそういうとき援助してくれるかというとできない、日本で米があまっていてもその米を援助するにも輸送費が高くなるから援助できなかったと同じである。
米が余っているからといってもさらに輸送するとなると金がかかるからその金を一体誰が出すのかとなるからだ。

工業製品が恒産になるのかというと疑問である。現実にシャープが債務で台湾の会社に売られるように電器製品も今では日本だけではない、中国でも台湾でも韓国でも優れたものを作るようになれば当然そうなる
今は車がなんとか売れているから日本経済はもちこたえている。それすら将来はどうなるか不明である。
技術競争に敗れたときたちまち零落するのが工業の世界である。
農業はそれと違って自然に根ざすから息が長い、森林業でも一つの木が育つのに50年かかるとすれば一代だけの思考ではできない、だからその栃に何代も根ざして継がれてきたのである。
世界でもエジプト文明が三千年もつづいたというときそれは農業中心の社会だったからである。江戸時代が3百年つづいたのもそうである。
現代の文明は約100年くらいで世界の資源を使い果たして消耗してゆく、百年で世界の資源を使い果たすようなすさまじい文明である。


TPPとは何か、それは貿易の自由度を拡大させる、そうなるとますます単一商品にエネルギーが注ぎ込まれる。日本は車だけ作っていろとかなる、あとの農産物はアメリカから輸入すべきだとなる。価格的にも安いのだからそうなるべきだとなる
これはアメリカ自体も反対している面がある。アメリカにとっても自国のバランスを欠くことになるから反対する、アメリカは農業大国でもあるだ。
グローバル経済の矛盾が一気に限界に来て噴き出してくるかもしれない
グローバル経済化しているからその時どの国でもその影響を受ける
原発事故は農業をできなくしたから都合よく農産物はアメリカから輸入しろとなる
アメリカが古い型のマーク1の原子炉を日本に売り込んだのはそうした陰謀があったのかとまでなる


東京のような大都会となる食糧は外部に依存しているしあれだけ密集ししているから地震で壊滅的打撃を受けるかもしれない、災害には弱い構造である。
そうした一極集中とか様々な脆弱さが大地震を契機に一気に現れる
それは天の理にも反しているし矛盾が何かを契機に一気に表面化して終始がつかなくなるそしてその時大都会がいかに異常なものだったか身をもって津波のように知ることになる無理して原発を作ったこともまた再稼働したことも事故になり日本の国土は汚染されてもう住めなくなるかもしれない、そういう危険を犯してまで原発は造るべきではない
日本にはそもそも原発は向いていなかったのである。
原発は恒産ではせない、工業も恒産ではない、それは一時的なものである。
だからシャープのような大会社でも売り渡すことになる
工業は消長と興亡が激しい世界である。恒産ではない、終身雇用ではない、自然に根ざしたものこそ終身雇用なのである。
それも一代では終わらない代々つづくものとして恒産があり恒心が作られるのである。
そして百年とか二百年しか現代の文明はグローバル経済はもうつづかない、つづけられないのである。自ずと破綻してゆく運命にある。
これほどに短期的に栄えてたちまち消失してゆく文明はなかった。
500年とかマヤ文明もつづいている、マヤ文明も自然に根ざしていたからである。
その根っこは大地にあったが故に時間的に長い文明が形成されたのである。


現代は恒産を作り出すものが何か問い直す必要があるのだ。グローバル経済というのは常に不安定であり株でも常に変動している。そういう世界では恒心をもつことはできない、モラルをもつことはできない、百カ国があってその一つ一つが関連していて世界経済をパソコンで見ていたら目が回ってしまう。恒心などありえないのだ。
そして突然どこかの一国が崩壊して世界中ガタガタとなりもう操作もできない、収拾できなくなる。
モラルというとき何か一つの食べ物でもスーパーであれ盗むとすごく罪悪感をいだく、でも株式市場とか世界市場とかなるとその金はもう金ではない、物でもない、金融のゲームのようになりそれで桁外れの収入になっている
市場がギャンブル化しているのである。
資本主義がプロテスタンの基というときそれは修道院からはじまったからてある。
勤勉にして蓄積して他者を助けるということにはじまっていた。
そこにはモラルが育まれた、もう現代の資本主義がそんなモラルもなにもない


莫大な金が世界をめぐりそしてゲームでギャンブルで桁外れの金が入る、それはまさに盗んでいても罪の意識もてない、一個のリンゴを盗むだけですごい罪悪感をいだく
でも百億を株でもうけたとかなると何の罪悪感もいだかない不思議がある。
それだけ世界経済は株の世界でも現実世界から遊離しているのである。
そういう世界はパーチャルな世界となりそれがリアリティともなり世界を動かすことにもなる
世界の真実などわかりえようがないからだ。それはメデアによっても操作されるからわからない、金融もバーチャル化しているし戦争だってイラク戦争のようにバーチャル化したでもシリアでも空爆で人間は無惨に多数死んでいるのである。
ここでも空爆なら罪悪感を感じない、戦争がゲームのようになる。
でも人一人を目前で子供でも殺したら余計に罪悪感をいだく、それがさらにロボットが戦争するとき罪悪感をいだかないようになることがまた恐怖なのである。
それはすでに一部で現実化しているからだ。
なぜこれほどに陰謀論になるかというとそれは今のグローバル世界がとても一人の人間にもうわかりえようがないものとなっているから陰謀論になる
誰かが裏で操っているのだととなる。それは株でも何でもそうなる。
経済でもだから百億円くすねられても何の罪悪感もいだかない、でも一個のリンゴを盗むとすごい罪悪感をいだく、この相違に現代のモラルが恒心が得られないことが端的に現れていたのである。

posted by 老鶯 at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済社会労働問題