2015年05月25日

雲雀が原の本陣山から見えた鹿狼山 (角度を変えると見え方が変わるー野馬追いも近い)


雲雀が原の本陣山から見えた鹿狼山


(角度を変えると見え方が変わるー野馬追いも近い)


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ここは牛越を流れている小川である


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夕方に鹿狼山(がろう)がはっきりと見えた



高くあれ夏山望む遠きかな

be a higher mountain
in summer
in the distance

タンポポの一面に映え雲雀が原

夏菊の白と橙(だいだい)映えし道

時鳥朝に鳴きけり自転車に隣の市に買い物に行く
夏の日や本陣山よりかなたにそ鹿狼山見ゆ朝のすがしも
本陣山松影涼し国見山はるかかなたに鹿狼山見ゆ
松が枝の伸びて夏の日の山脈映えぬ雲雀が原に
夏の日や本陣山に松立ちてここに上れる武者を待つかな
旗とりて馬駆け上る本陣へ勇まし武者や夏の来たらむ
夏の日の六号線にまぶしかなかなたに望む鹿狼山かも

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加工すると感じが違う、絵画風になると力強い感じになる


国見山563メートルで鹿狼山が430メートルだった。
国見山の近くの大足山が656メートルで一番高かった
この辺では500メートルでも高い山になる。
鹿狼山一番高い山だと思っていた。
500メートルでも結構高く見える
山というのは何か場所によっても季節によっても見え方が違う
山は見る場所によって見え方がまるで違うのだ。
ヒマラヤでもエベレストでも3000メートルまで上らないと8000メートルの山は高く見えないのである。

これは富士山でも同じである。見る場所によって見え方がまるで違うからなかなか山の姿はとらえられない
ネパールでヒマラヤを見たのは一回だけだったから残念だった
今になるともう行けない、山はやはりもっと見たかった
この辺では山の魅力はわからない
ただ今回本陣山に上ったら鹿狼山見えた、やはり高いから見えたのだと思った。
それでも鹿狼山が国見山より低くかったのは意外である。
そして国見山より高い山が近くにあった。
この辺で山は低いといっても阿武隈山脈は新地から山元町に入ると山が低山になり
地勢が平凡になるからつまらないと見ていた。
国見山辺りは阿武隈山脈では高いから変化がある方なのである。

本陣山の一番上には上ったことがなかった。あそこに上ると視界が開けていた。
野馬追いの時は下の方で見ていたからわからなかった。
本陣山に上ると神旗争奪戦が見えるしあそこに立つと全軍を指揮している感じになるから不思議である。
ちょうどそこにいい松が立っていたのも良かった。
本陣山の一番上で視界が開けて見えたのである。
江戸時代とか最初は野馬追いは神旗争奪戦とかではない
本物の戦闘の体制を作り訓練していたのである。
それは絵巻物に残っている
それは陣形とかもいろいろあり実践として訓練していた
戦国時代の映画がいろいろ見ているけどやはりその場所に行ってみると実感するだろう。関が原なんかもそうだろう。
その場所の広さとか映画でもテレビでも実感できないから歴史の理解は常に浅薄なものとなってしまうのである。

 御神旗をとった騎馬武者は高々と誇らしげに旗をかかげながら、本陣山の羊腸の坂を一気に駆け上る。この時のどよめきと喝采は、旗を得た者の最高の栄誉だ。
 
あの坂は意外き短かった、でも急だし道が悪いから馬も上るのもかなりの力がいる、危険でもある。
野馬追いの見方は雲雀が原のあの本陣に立つと何か殿様になったような気分になる。
結局祭りはその時だけではないその前から始まっている、地元だと野馬追いの前に雲雀が原でそのはじまりをすでに感じるのである。
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