2015年02月15日

イスラム国のテロにどう対処するのか? (イスラム社会文明と欧米文明の衝突が根底にある)


イスラム国のテロにどう対処するのか?

(イスラム社会文明と欧米文明の衝突が根底にある)



渥美堅持の中東講座

 イランのイスラーム教は教団の指導者は預言者の子孫でなければならないとすると言う見解から生み出されたものであるが、その子孫を巡ってイスマイル派なるものが生まれたのである
http://www.fusoujyuku.jp/lectures/islam/vol07.html

中東の生活環境は日本と異なり牧畜的、遊牧的である。牧畜を営む民族にとって重要なことは不純な血が混じることである。アラブ民族ばかりかユダヤ民族においても血の純潔は集団世界を維持する唯一の方法である。彼らがその人生において最も神経を使うことは結婚であり、男女の交わりだ。ユダヤ教、イスラーム教ともに男女の中を規制する律法の厳しさは群を抜いている。
よって男女の問題はその家の血統の評価にも及ぶこととなる。それゆえみだりに男女の交際を広げると個人ばかりか一族全体に及ぶこととなる。原則としてイスラーム世界では正式な婚約が成立しない男女の交際は認められていない。もしその禁を破ると、その一族全部に淫乱の血が流れているとの評価がなされ、イスラーム教徒として相応しくない集団であると判断される。
http://www.fusoujyuku.jp/lectures/islam/vol07.html

 平和は武力によってのみ破られるものではない。それは異文化によっても破られる。道徳的環境の破壊はイスラーム教世界にとって武力以上の脅威を与える。かくして時にはジハードの義務はその範囲を広げることとなる。これがイスラーム教はテロを持つ脅威の宗教であるという印象を与えることととなる。
 http://www.fusoujyuku.jp/lectures/islam/vol03.html

このサイトとわかりやすく説明されている。
 

 
人間はなぜある行動をするのかというとき、ずっと自分も犯罪にあったからなぜそういう犯罪を犯すのかとか考えるようになる。
犯罪者で一番最初に問題になるのが動機なのである。
動機があればその人が有力な犯人となりうる
何か恨みをもっているとかあれば動機がもっているから犯人として有力になる。
人間は犯罪を犯すのはなにかしら動機があるからだとなる
その動機が愉快犯であり人を殺したくて殺したというのもそれは人間でありうるのである人間の心は誰も計りえないほど複雑なのである。
ただ動機がわかりやすいのは犯人も割り出しやすいとなる
怨恨説とか男女関係のもつれとかこれは人間が生まれてからあったことである。
それから財産とか金をめぐる争いであり殺人は日常的に起きているからわかりやすい
まず借金している人はすでに犯罪予備軍である。
ある意味で借金している人は犯罪者にすでになっているのだ
自分はそういう経験しているからわかる
借金している人はその借金を返すためならどんなことでもしやすいのである
相手が病気になったりしたらチャンスだと脅迫されたから怖い
借金している人とつきあうだけで怖いことなのである。
何されるからわからない、追い詰められているからである。
もちろん金に追い詰められた人間も明日食べるものがないとすると殺したりもする
そういうことは常に起きている

なぜこういうことを書いたかというとイスラム国のテロが起きているのか?
なぜあんな残虐なことができるのか?それもそれなりに理由があるからだろうとなる
人間のしていることだから何かしら理由があるのだろうとなる
そんな理由も考えることなとない、テロリストは抹殺すべきだという意見もある
その理由もまたわかる、テロリストを許していたら世界の平和など保てないともなる
一方で前も書いたようにアメリカがな主権国家のイラクにいがかりをつけた簡単に国家主権を踏みにじったこはあまり批判されない
アメリカが国家の主権を重んじろと言っても説得力がないのである。
あのイラク戦争がイスラム国を生み出していたのである。
イラクの主権国家を簡単に踏みにじったから無法なテロリスト国家のイスラム国が生まれたとなる
空爆とあの首切りの残虐行為を比べてどっちが残虐なのかという問いもある
空爆の恨みに対してのあの残虐行為があった。

そもそもイスラム文明と欧米型文明の衝突と良く言われる。その歴史は十字軍からはじまり長いのである。だから日本人が中東の歴史を理解することは本当にむずかしい。
だから何なのだろうとなる。
ただ犯罪でもともかく何かしら動機がありその動機の解明が必要であり例えイスラム文明が何なのかむずかしいにしろ理解しようと努力する必要があるのだ
またそうせざるをえないのである。
イスラム文明とテロリスト集団のイスラム国は切り離して考えるべきだという意見もあるただやはりイスラム文明に対しては日本人はほとんど理解していない
またそれだけなじみがないからわかりにくいとなる
そもそも牧畜民から砂漠から生まれ宗教を理解できないのである。
一神教を理解できないのである。
牧畜民だと血統を重んじるというのも興味深い

牧畜を営む民族にとって重要なことは不純な血が混じることである。アラブ民族ばかりかユダヤ民族においても血の純潔は集団世界を維持する唯一の方法である

これは羊であれ例えばわかりやすいのは競走馬では血統が一番大事になる。
優れた親から生まれたからその子供も優れていると常に競馬では血統が価値基準になるのである。
それは極めて牧畜民族的な発想なのである。
純血主義になっていてそれが人間にも適応されているのである。
この牧畜民的発想はインドでもカースト制があるごとく発想的には同じである
牧畜民的発想はインドでもイスラムの影響で国家が作られていて同じなのである。
中国も半分は牧畜民的社会なのである。
日本は魏志倭人伝には、「その地には牛・馬・虎・豹・羊・鵲なし」とあるごとく世界的にはめずらしい国だったのである。
だからそもそも牧畜的砂漠的世界を理解しにくいのである。
誤解しているのはイエスが生まれたイスラエルが半分は砂漠であり牧畜社会である。
中東は砂漠であり牧畜社会であり牧畜社会はヨーロッパでもアメリカでも拡大したのである。
中東とかイスラム社会の根底にはそうした基本的な社会構成が変わっていない
部族社会だというとき族長が支配するのであり今でもアラブの王様が支配している
ヨーロッパではローマ帝国支配から2000年の複雑な過程を経て国家が形成されている。
中東は古代からモハメッドの時代からたいしてその根底を成す社会が変わっていないのである。
そこに文明の差が生まれ対立が生まれた。
だからそこに文明の対立が生まれたとなる

ローマカトリックとか日本の僧侶階級でも腐敗が大きかった。
それが政教分離の法律が作られて近代国家になった。
不思議なのはイスラム社会ではカリフとかイスラム法学者とかなると腐敗がなかったという、でもスルタンとか王は享楽していることがある
イスラム社会ではただ宗教の専門と言われる人たちか腐敗がないということも理解しにくい
なぜなら政治権力を握り現実に支配者になれば必ず腐敗するからである
イスラム社会では政教一致でも腐敗が起こらないということなのだろうか?
ただイスラム原理主義というのが必ずでてきてエジプトでも今度はそれらを軍が排斥することになり独裁にもどったのである。

結局なぜ欧米とイスラム社会が文明が衝突するのか?
その原因をもっと互いに理解しあわないと紛争はなくならない
その溝が深いから結局テロになり戦争になる
人間の歴史をふりかえるとなぜ太平洋戦争でも第二次世界大戦でもとめられなかったのか戦争はなぜとまらないのか?
それは政治の問題であり根底にその社会への理解がないから起きるともいえる
それは犯罪の理解と同じなのである。
ただ犯罪を罰しても犯罪者がへることはないのである。
犯罪に対しては厳しく罰すればいいんだというのと犯罪を犯す理由を探り犯罪防止につなげるという立場がある
つまりイスラム国のテロにしても厳しく罰しろとかイスラム国の理解を深めるとかの二つの意見のせめぎ合い起きているのである。





 
posted by 老鶯 at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題の深層