2014年01月15日

ミミズが放射能汚染で注目された (郷土史も土に根ざしたものだから土を知る必要がある)

 

ミミズが放射能汚染で注目された

(郷土史も土に根ざしたものだから土を知る必要がある)


動物界の食物連鎖の最下位に属し、昆虫やモグラなどの小動物から鳥などの中型種、更にはイノシシのような大型のものまで、多くの動物の重要な食物として大きな役割を果たしている。
ミミズは、重金属や農薬などの薬剤に汚染された土壌に生息すると、それらの汚染物質を生物濃縮し、捕食した生物が中毒を起こす場合がある。ミミズ自身は、捕食者が死ぬような汚染濃度にも極めて強い耐性を示して生存し、毒ミミズ化することがある。このため、野生のミミズを捕まえて人間が食べる場合は注意を要する。また、このようなミミズを食べた鳥や魚の体内でさらに生物濃縮が進み、人間に害が及ぶこともある。

放射能大量流出事故を起こした日本、福島第1原発周辺地域のミミズは、まさに放射能の塊りであることが分かった。 ミミズは鳥類や猪など他の野生動物に食べられ、生態系の食物連鎖を通じて放射能汚染を拡散させる可能性が高い。

 長谷川元洋 日本森林総合研究所主任研究員(土壌動物学)が福島第1原電から約20km離れた川内村の国有林地帯でミミズを採集し検査した結果、1s当たり2万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと<毎日新聞>が6日報道した。食用肉類の場合、放射性セシウムの基準値は1s当たり500ベクレルだ。

 <毎日新聞>は「ミミズは多くの野生動物の餌となる」として「食物連鎖を通じて他の生物の体内に次々と積もっていく現象が起きることが憂慮される」と伝えた。


事故で放出された放射性物質の多くは落ち葉に付着している。落ち葉が分解されてできた有機物を、ミミズが餌とする土とともに取り込んだのが原因とみられる

ミミズの土壌学
http://homepage2.nifty.com/ToDo/cate1/mimizu1.htm

ミミズは日本では嫌われている。外国ではミミズは必要なものとして嫌われていない、名前でももともとミミズは竜をあてている。モグラも土竜である。英語ではearthwormとか大地の腸とギリシャでは呼ばれていた。モグラが何か生命にとって大事なものとして認識されていた証拠である。

なぜか畑を耕す農民はそうした科学的な学問的なことを知らなくても土自体について実際に手を触れて栽培しているから土に関心がでてくる。
最近この辺で小さい畑をもって野菜を栽培している女性と知り合った。その女性はもともと農家の出だから土着的なのである。郷土史が土着的だと土に密着しているから郷土史だということを書いた。郷土史というのは土に密着した農民のことがわからないと本当は理解できない。侍とか戦争とかだけが歴史でないのだ。だからそもそも戦争の始まり村の森林資源の争奪戦から入会権からはじまったことを書いた。境界もそこから生れた。
つまり戦争になるのはそもそも村民同士の争いからはじまっていたのである。

例えば何か離婚したりすると必ず双方の親戚とか他人までまきこみ争いが大規模かするのとにている。誰でもそうした争いにまきこまれてしまうのである。

その小さい畑を耕している女性はいろいろ畑のことを言う,ネギは白い所より緑のところが栄養があるという。ネギは白いところを利用しているから緑のところが栄養があるとは思っていなかった。何かそうした野菜に通じている。土でも最近ネズミに野菜が食われたとかミミズが太っているとかいう。そしてネズミもミミズを食べる。
それではミミスは何を食べているのかというと土の微生物、栄養分を食べている。その糞がまた土を肥やして栄養豊かな土にしている。ミミズの働きは土を肥やすことがあまり注目されていない、ただこの辺でノネズミが特に小さなカヤネズミが増えたという。


主にオヒシバやエノコログサなどイネ科植物の種子や、バッタやイナゴなどの昆虫を食べて暮らしている。ただ、食物が不足すると自分の子どもを食べてしまう事もある。おとなしい生物でドブネズミのように人家に上がりこんだり、イネを食い荒らしたりすることはしない。
寿命は1〜2年程度である。

かつては農村周辺に家畜の餌、屋根材料などの目的で利用するための茅場、あるいは家畜の放牧地などがあり、そのような草原に多数生息していた。近年、それらの場所が利用されなくなり、遷移が進んで雑木林化したり、逆に開発されて消失したため、非常にその数を減らし、地域によっては絶滅寸前にまで追い込まれているのが現状である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%83%9F


でもその女性が見たのはカヤネズミなのだろうか?この辺では津波と原発事故以来、荒野化してしまった。そこで生態系の変化があった。そのことも書いてきた。明らかにノネズミが増えた結果、ノスリが増えて定着した。七羽の精悍なノスリが集まっていのもみた。ただそれだけのノネズミがいるのだろうかと思ってもネズミは見れない、ただ畑をもっている人は見ることができるかもしれないし、ミミズも見たりする。
普通はミミズが太ったなどとわからないし関心をもたない、普通は見たくないということもある。ミミズは何でも食べる。ノネズミも植物でも虫でも食べるから生き残る。
一種類しか食べない動物は鳥でも生き残るには弱い、何でも食べられるのが雑食性が生き残る。熊とかは雑食性だからあれだけの大型でも生き残ってきた。


人間も同じだった。いろいろな食物を作っていれば飢饉にも強いのである。
米だけを商品作物として作っていた東北では飢饉の時、食料がなくなって被害が大きかった。粟でも稗でも山の産物でもいろいろ雑食的に食べていれば飢饉にも強いのである。
世界的にコーヒーだけを作っている所では他に食料を作っていなくて飢饉で被害にあったことが報告されている。

ともかく原発事故周辺ではミミズが放射能汚染で一番濃縮されやすいと現実に高いセシウムが濃縮されていた。それがなぜ問題なのかというとミミズを食べるものがノネズミから土竜から鳥からイノシシなどでも食べるとしたらノネズミは土を栄養分とするとき一番放射能に汚染されるから危険だとなる。それで飛べなくなった鳥とか鳥が減少したことが報告されている。でもこれは実際はわからない。飛べなくなった鳥など結構みかけるからでありそれが放射能の影響かどうかはぉからないのだ。


ただこの辺は津波原発事故の後に学問的にも政治的にもあらゆる問題の場所となってしまったのである。だからミミズでも外から放射能汚染を研究するから話題になり関心をもつようになった。一体自然がどうなっているのかも放射能汚染で関心をもつようになったのである。科学が苦手でも関心をもたざるをえない場所になっているのだ。
ただミミズ一つとっても生命は連関して全体の一部としてある。ミミスなくしてネズミも土竜も生きられない、植物なくしてまた動物も生きられない、植物を食べる動物がいて肉食の動物が生きられるからである。そういう食物連鎖の中に生命はありうる。
だから花はきれいだからと花ばかりに注目していると自然はわからない。


でもどうしても花のような果物のようなものに注意を向ける。ミミズに注目する人はまれである。ミミズはだからまた汚い格好の農民でもある。農民は人糞でも前は汚いものを扱っていたからである。それで嫌われたりしていた。今では農民でもみんなこぎれいにしているからそういう感覚がなくなったのである。農民でも今はみんな他と変わりない、なんかサラーリマンのようにしか見えない人も多いのである。

いづれにしろ郷土史が土着的思考が基本にあるという時、農民を知らなければ知り得ないということがあった。だから科学的なものは苦手でもミミズの働きも知らなければならない、そういう様々な関心をもたせたということでは原発事故周辺は何か様々な学問的テーマをもちやすい場所になるから他からいろいろな研究者も入ってきているのである。


ミミズってなんか嫌なんだよな
なんとも気味悪いんだよ
こんなものがなぜいるんだよ


馬鹿を言うなよ
ネズミがなければネズミも鳥も人間も生きられないんだぞ
ミミズは土を肥やしている
土が肥えるから野菜も作れる
その野菜を食べるのは人間なんだよ


ミミズがいないとネズミも生きられなくなりネズミを餌とする
ノスリなども生きられなくなる
イノシシも生きられなくなる
ミミズは地球の生命にとって不可欠なEARTHWORMなんだよ
大地の腸なんだよ


人間どもよ、ミミズをミミズ様としろあげめよ
ミミズなくして汝らの命もないのだぞ
汝らの命もミミズがいる故にありうる
それを心しろよ
だから無闇にミミズを嫌ってはいけないことを知れ