2013年08月01日

ディオバンのデーターを製薬会社の社員が捏造 (原発事故と同じ構造、科学者と会社の責任問題)


 ディオバンのデーターを製薬会社の社員が捏造

 (原発事故と同じ構造、科学者と会社の責任問題)


●科学が実用技術一辺倒と結びつく危険

 東京慈恵医大と京都府立医大の研究は、数ある降圧剤の中で、ディオバンと既存薬のどちらが患者に有益かを調べた。いずれもディオバンを使えば、血圧値の抑制のほか、脳卒中や狭心症も減らせるとメリットを強調する結果だった。


病院と医者が崩壊寸前だ。全国の病院の半数以上が赤字になるなかで、崖っぷちに追い込まれた病院で、信じがたいことが起きている。
暴力団(=在日)と手を組み、ホームレスに生活保護を需給させ、青天井の診療報酬を吸い上げる病院。
過剰な治療や診療を施し、不正に診療報酬を得ようとする病院。「患者はカネの成る木。悪くいえば餌食ですね」。



腎臓とか前立腺とかいろいろ病気になってここ三年くらいディオパンというのを飲み続けていた。これは必ず飲まされる。血圧を下げるから他の病気でも必ず飲まされる度合いが高い薬だった。その理由が他の薬より臨床実験で効果があったというデーターが論文で出ていたからである。その論文のデーターが会社員が研究者として入り込み捏造されていたのだ。医療も今は金になる一大産業でもある。薬は昔から丸儲けというくらいもうかる。病気になれば祈るようにして薬をみんな飲んでいる。
人間の一番の弱点は病気だった。自分もここ四年くらい病気だったから苦しかった。病気でも介護しなければならなかったから苦しかった。誰も助けるものがいないで一人だったから苦しかった。
プログに書いたように南相馬市立病院に一か月入院して公立相馬総合病院に二週間入院した。
その苦労を書いてきた。そして一番なじみの薬がディオパンだった。これは他の人も一番飲んでいる薬なのである。何しろ老人は血圧が高いからこの薬を飲むのである。だから薬の会社としてはこの薬だけで相当な収入となる。データーの捏造でも効果がマスコミを通じて宣伝されていたから余計に売れたのである。


ここで問題になったことは会社と大学の研究所との連携で利益供与がなされていた。研究には今では多額の金がかかるから会社がかかわりそのために大学でもその金が欲しくて会社のデータ-捏造にかかわることがある。産学協同というのは今は普通にある。今は大学と会社は一体化しやすいのである。もともと科学は哲学からはじまり技術と実用とにはかかわらない理念の追求があり科学者というとき今の科学者とは違っていた。ニュ-トンでもキリストを信仰して神の摂理を科学を通じて解きあかそうとしたのである。実用とは何の関係もなかった。ただその理念の追求が重力の原理などとして宇宙開発に利用されたのである。科学と技術は実用とは別なものだったのである。

一般的には鉛から金への物質変成など「利殖」が目的とされるイメージが強い錬金術ではあるが、生命の根元たる「生命のエリクシール」を得ること、つまりは不老不死の達成こそが錬金術の究極の目的であった。


金を生むという意味から転じて、安い元手から高額の利益(この時点では金の意味はgoldからmoneyに転じている)を生むようなビジネスモデル・投資や、資金洗浄に利権を指して「錬金術」と称する場合がある
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%AC%E9%87%91%E8%A1%93


一方でprofessionとは


ある宗教または信仰を受け入れる確言
(affirmation of acceptance of some religion or faith)


a profession of Christianity キリスト教信仰の告白
ある信念または意見の公然の(真または偽の)言明


神との約束を受け入れ実行する誓約する」の意味だったという。ヨ-ロッパでは常にキリスト信仰の上に職業も科学もあった。だから神との誓約が何でも第一に置かれた。科学者もそうであり神の前に誓い不正を行わない、神の御意(みこころ)を実行するために職業があった。そこに極めてモラルが高いものとして職業もあった。資本主義もそうしたキリスト教のモラルから生まれたのであった。

そのモラルが欠如したとき実益第一主義になり社会は会社となり会社の利益第一主義がグロ-バル化したのである。神の前に誓うということが利益第一主義に暴走しないものとして社会を誓約していたのである。会社には利益第一主義しかなくモラルが欠けるから問題を起こす、でもそれを制御するもの、思想であれ哲学であれ宗教であれないのである。鉛から金に変える錬金術はあまりにも魅力的であり悪魔の誘惑でもあったから悪魔の言うなりになり世界はサタンのものになってしまったともなる。

●原発事故と同じ構造があった

interest1111.jpg


錬金術はなぜいかがわしいとされたのか?それは科学者ではないもちろん哲学者でもない、鉛を金に変えること利益を生み出す魔法とも考えられていた。科学が哲学から発しているように科学者は錬金術師でもないし技術者でもない、技術者は職人であり職人ギルドの中で培われた。現代の科学はかえってみんな錬金術になっている。そうされているともいえる。それはもともと病気は深刻だから信仰が仏教でもキリスト教でも病気を直すことからはじまったようにその切なる願いが要請されて錬金術師が生まれた。誰でも病気になればなんとか直したいとなりそれか切実なるが故にただ理念だけを追求する哲学科学では満足しないのが人間である。だから実用の技術と錬金術化するのは必然の流だったともなる。それが過度な要求となり大学も利益追求を第一とする会社と一体化して不正を働くようになった。現代は会社社会であり会社が社会になっているのだ。社会の一員より会社の一員として生きているのが現実である。となると会社員は会社組織に従属して会社の利益追求を第一とした戦士としてあり会社には逆らえないのである。それで大学にも研究員として送り込まれデーターの捏造が行われたのである。これがマスコミで宣伝されて病院でも当然信用されるから過剰に売れたとなる。
ここでもやはりその不正を審査するものはなかった。公的機関もないし誰もその研究データーを疑うものもなかったのである。マスコミなどただ金がもらえればいいというだけでありここも利益供与、宣伝費で成り立っているのだから会社から金が入らなければ成り立たないのである。

この構造は原発事故が起きた原因と一致している。東大を中心とした核の研究所も東電に買収されていたし科学者は御用学者となっていた。国も東電に買収されて保安院は原発の安全性など関知しなかった。ただ東電の命令のままに見過ごしていたのである。また原発の安全性を計る能力もなかったのである。現代の科学実用技術崇拝社会の危険性は常に会社の利益第一主義から起こりそれに歯止めをかけるものがいないことなのだ。東電のような何百億もマスコミに金を使ったり大学の研究所にもふんだんに金が使える、もちろん天下り先として検察までもとりこむことができる。そうした巨大な国家並の権力をもっていたのである。これはもう国家の中の国家となっていたからその権力を制御するものはいなくなっていたのである。だから安全神話までになっていた。コストカッタ-として清水社長がのしあがったのもそのためである。利益第一主義でありそれが社会を席巻して歯止めがきかなくなる。もう利益第一主義のために科学の危険な暴走もあえて行なっても見逃される。それをとめることができない、だからこそ安全神話は形成された。それはこの巨大な東電の権力によって形成されたのである。核技術も錬金術であり核を研究していた科学者が会社と国の権力と一体化したとき作られた。アメリカで戦争目的で科学者に核開発要請した。それでアイシュタインも核開発にたづさわり責任者だったとして批判されるようになった。科学が技術実用一辺倒になったときそれにはどめがかけられず長崎広島の原爆の惨事となった。それは過度に会社の利益第一主義と科学が結びついた結果だったのである。


●会社がグロ-バル化して国家も制御できない


現代の問題はあらゆるものがすべて利益第一主義になりかつての哲学や科学のもつ意味が失われた。科学者は国家の会社の巨大権力の一歯車と化して利益第一主義となり科学は技術は暴走してもとめることはできなかった。つまり利益を生むということは鉛を金に変えることでありその魅力があまりにも大きすぎたからその虜(とりこ)になってしまう。そこに大きな危険がひそんでいたことが見逃されるのだ。現代は利益だけが金だけが社会を動かす原理となっている。だからこそ会社が社会となり利益優先主義がグロ-バルにすすめられて環境破壊も起こる。会社がすでに国家より巨大化したのである。それを抑えるものは国家にもないグロ-バル企業として世界を支配するまでになっている。常にアメリカを支配しているのはロックフェラーだとロスチャイルドだとか言われるのはそのためである。会社のためにアメリカが動かされ世界は巨大な会社のために利益第一主義のためにある。そうなると環境破壊などとめられないのである。国家も会社の利益を推進させるためにもあるのだから国家でもとめられないからもうとめるものはいないのである。原発事故もそういう構造の中で起きてきた現代の文明の問題立ったのである。

医療にも過度の実用技術信仰が起きていて巨利を生むから原発と同じような問題が起きる。また病院でも利益第一主義にならざるをえない状況も生んでいる。すると会社の利益のために過剰に薬を供与したりすることが普通に行われている。これは公共事業でも同じ構造がある。ゼネコンのために会社のためにいらない道路が作られて税金が無駄使いされる。それもゼネコンから自民党に献金がありそのためにゼネコンに仕事を提供して票も獲得する。そうした利益見返りの政治が復活した。民主党のコンクリートから人と言う理念は悪いものではなかったのである。ではなぜ崩壊したのか?それは理念と現実の乖離だったのである。理念を実行しようとしても民主党には現実対応能力がなかったのである。政治力、行政能力がなかったのである。そのことは小沢一郎氏も指摘していた。政権を運営する能力が民主党にはないと言っていたことでもわかる。長年政治にたづさわっていたからそのことを経験から知っていたから言っていたのである。民主党は共産党だったのである。反対を言っていればいいだけの政党だったのである。現実に対応できる政党となっていなかったのである。