2013年07月26日

合歓の花(津波の後に増えたコシアキトンボ)


合歓の花(津波の後に増えたコシアキトンボ)


合歓咲きてとまり動かぬトンボかな


心地よく合歓の咲きそめ光浴び風にゆれにし枝のだるけし

nemunohana11.jpg
クリック拡大

kpshiakatonbo.jpg
kijisougen.jpg
クリック拡大

これは何日前かの近くに咲いていた合歓の花である。合歓は7月に咲いて意外と早く散る。今年はまだ梅雨があけていないし寒いくらいだ。今日は25度くらいだったのか多少は暑くなっても夏とは思えない、まだどんよりと曇っているし冷夏気味である。そしてなぜ西はあんなに異常に暑いのだろうか?東北は度々冷害があったというときそもそも米は熱帯性のものであり寒い地域にはあっていないものだった。ベトナムでは隣で稲刈りして田植えしている。三毛作も可能である。としたら南国だと食糧にはかえって困らない気がする。果物も豊富だからだ。寒いところは常に食糧でも得ることに絶えざる努力が必要になる。だから寒さに適した品種が改良されて生まれてきた。南国は何か努力しなくても恵みがあるからなまけものになるのだ。暑いから日中は働かないとかハンモックとかで寝ているのだ。


そういうところでは勤勉の思想が生まれなかったのはわかる。日本が勤勉だというときどうしても勤勉でないと寒いと収穫できないからだ。ドイツもイギリスも寒いから勤勉の思想が生まれそこから資本主義が生まれたというのもわかる。時間を有効に使い富を蓄積してゆくのも資本を作ってゆくのもそうし勤勉の思想がないとできない、それに宗教がかかわりプロティスタンシズムとなり資本主義が生まれたとなる。もともとはマネーゲームとか金融でもうけることなど資本主義の発生した初期にはなかったのである。資本を蓄積するのに勤勉になったのだ。まず暑いところから勤勉はないからまた資本主義の思想も生まれないのである。


合歓の花はこれも南国の花である。ベトナムの古都のフエの王宮には合歓の花の並木道があった。南国だと合歓の花があっている。花を見る場合、北方系と南方系があるが南方系が多い。ハマナスが北方系である。これは錯覚している人がいるかもしれない、夏に咲く北方系なのである。南相馬市の鹿島区の海老に咲いていたマルハシャリンバイは奄美大島が原産地で海老浜が南限の地として有名だった。この鹿島区は真野の草原は自然的にばせそうだが文化的にもここが境だったのである。
自然の植生と文化的歴史的なものが一致することがある。

ともかく南国だと何かけだるくなってしまう。合歓の花がそれを象徴している。
花はやはり咲く場所に影響される。あそこは近くでもいい場所だと思うようになった。あんなところに自然があるということが発見だった。人間は本当に近くのことがわからないのである。近くの良さもわからないのである。あの合歓の花を見ていたらうっとりとしてしまった。


そしてコシアカトンボなのだろう。黒い尾が目立つから調べたらわかった。こんなトンボ今までほとんど見たことがない、それが何十匹も盛んに飛んでいた。黄色の帯びが目立って白いのもいたのだろう。黄色は雄である。津波の後になんらかの自然の変化があったことは確かである。草原化してそこにネズミが増えたことは確かである。そのネズミが自分の家に侵入してきて困った。ネズミは意外とやっかいである。警戒区域の家がネズミに荒らされて住めないと判断した。本当にネズミに荒らされたらとても住めない、バイ菌も運ぶしネズミは本当に恐い、チェルノブエリでもネズミが大繁殖したし東電で電源が切れたのはネズミが紛れ込んで死んでいたためである。ネズミの被害は意外なところにでてくる。人間の最後にはネズミと蟻はまちがいなく生き残る。蟻は台所で殺しても殺してもやってくる。なぜこんなに湧いてくるのかと思う。自然の繁殖力は凄まじいものなのだ。

ネズミには放射能などほとんど影響しなかった。奇形のネズミが生まれたわけでもなかったのである。
草原に顔出していた雉がいた。雉の顔あんなに赤いということは鶏とにているのだろう。雉も何食っているのか?ネズミも食うのか?蛇はほとんど見かけなくなった。雑穀類を食べるということは鶏とにている。不思議なのは油蝉が鳴かないでひぐらしがすでに鳴き始めた。ひぐらしは秋の季語でありこんなふうに曇って秋になってしまうのだろうか?  燕はそれなりにいるしふえている。やはり草原でも餌があるのだろう。トンボがふえれば空中で捕食するから餌がふえるということもあるだろう。この辺は自然も変わってしまったから驚きだったのである。