2011年07月11日

雲の峰(湿地帯化する田んぼ)

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ぐんぐんと高さをましぬ雲の峰

雄大に人はばからず雲の峰


雲の峰頂点極め崩るかな


夏雲雀草青々と夕暮れぬ


津浪原発事故は余りにも大きな変化だった。江戸時代でも飢饉があっても田植えしない時などなかった。なぜなら相馬藩内で米作っていなかったらみんな飢死する。他の藩から援助がもらえない時代である。こんな状態で放置されているのは他から米が入ってくるからだ。米は余っているということもある。だから危機感かあまりない、農家の人も補償をなんとかもらうおうとしている。そうでなければこんなことをしていられないだろう、放射能があるからといっても飢饉で死ぬよりはいいと米を作っていた。米がそれだけ命を維持するものとして直結していないのである。

田んぼが青々として草が繁っているのも不思議である。草原化は日本ではしない、雨がふるから湿地帯化してゆく、でも「夏草や兵どもが夢の跡」という俳句の夏草とはこうした夏草だったのか?広い範囲で夏草が繁っていなければこうした句は作れない、広い戦場の跡はただ夏草か繁っていた。江戸時代だったらそういうまだ開墾されていない土地がありそこに夏草が広々としげっていた。そうでなければこうした句はできない、夏草というと茂みのようなものを今では想像する。平地で広々と夏草がしげっているとこは本州では想像しにくいのだ。


キノコ雲のような雲の峰は夕べに空に高くなった。雲の峰は一つの形を作ると崩れてゆく、いつまでも同じ形をしていないからシャッタ-チャンスは短い、これは全く原爆のキノコ雲だった。
自然は雄大である。人は人により萎縮させられる。人間の組織でも何でも人間が人間を監視して小さくこじんまりと収めようとする。それが社会というものである。自然にはそういうものはない、実に雄大であり何か遠慮するはばかるものはない、それは津浪でもそうだった。あれほど恐ろしい自然の力は千年に一度である。まだ暑いと言っても30度くらいだから去年よりはいい、浜通りは海の風が涼しいから住みやすい、中通りは蒸し風呂になる。

東北も梅雨が明けた,今年は早い、夏本番になった

福島市はなぜ放射線量が高かったのか?(風と標高差のため)


福島市はなぜ放射線量が高かったのか?(風と標高差のため)

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わかりやすい放射線分布図(地名がでてくる)
http://www.nnistar.com/gmap/fukushima.html

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この放射線量分布図はわかりやすい、やっぱり風の方向があった。
標高差も関係していた。赤字木(あこうぎ)は一番高いが標高は飯館の中心地からすると
かなり低い、そこは谷間であり放射性物資が堆積しやすかった。一番放射性物質が流れたときそこに雪がふったりした余計に堆積しやすかった。


そしてなぜ福島市が放射線量が高いのか?それは標高差と関係していた。
飯館村の役場のある中心地は標高が高い、霊山も標高が高い、その標高が高い所から低い所に風が吹いて放射性物質が流れた。だから途中の小盆地になっていた小国は比較的高い
福島市は思った以上高いの標高差が関係していた。
飯館の高いところから福島市の方へが風が降下した
黄色の所が高いのはそのためである。

そして田村市などが低いのは山にブロックされたためである。
安達太良山も高い壁となりさえぎった。そして東北新幹線の通る中通りは風の通り道になり
比較的放射線量が高くなった。何故なら三月は東風が吹いてもすぐに北風に変わるから
東風が北風に変わったのである。その時放射性物質も郡山市の方に流されたのだ。


風と標高差と山の地形によって放射性物質の流れは決定された。田村市は近いのに山にブロックされて低かった。そして放射性物質の半分は風で海の方に流された。海岸沿いが低いのはそのためである。山は放射性物質が堆積しやすく海側は風と飛ばされるので堆積しにくいことがわかった。チェエルノブエリではどこまでも平らな土地だから一様に30キロ圏内は放射性物質は均等に広がった。日本ではそうならなかった。だから30キロ圏内の同心円で決めるのは間違っていた。浪江の数キロしか離れていない請戸ですら一マイクロシ-ベルトにもなっていなかったのである。


ただ結局日本が地形が複雑であり放射性物質の分布もまだらであり近くても違っていたし一地域をまるごと避難区域にするのも金がかかるから勧奨地点とか決めるようになった。これもかえって避難する人にはめんどうになった。

 

今日の朝日新聞で福島の大気中の放射線量数値は1.37でした。
たとえば福島で路上生活されている方は
1.37×24×365=12,001

大まかな計算として年間12ミリシーベルトの放射線を浴びると思われます。
福島だけでなく郡山も同様の数値で推移しています。
http://okwave.jp/qa/q6785181.html



今日のアサイチでチェエルノブエリで暮らしている人を紹介していた。1・5マイクロシ-ベルくらいのところで厳しく放射線を管理していて子供も住んでいる。これは福島市や郡山市と同じである。年間一ミリシ-ベルトを基準にしているというからチェエルノブエリの放射線管理の方が厳しい、
日本はそこまでしていない、20ミリでも大丈夫だとか言っている。ロシアより管理ができないのは住んでいる人の数が多いためである。福島市と郡山市は人口が多くて避難させることができない、それだけの理由である。3マイクロシ-ベルトとかなると確実に避難地域になるのだろう。
1・5はぎりぎりの線であり厳しく管理して居住できる放射性線量だとなる。



 

posted by 老鶯 at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発事故関連