2011年04月17日

放射線の危険性は土から計るのが一番の目安になるのか? (30キロ圏内の同心円では決められない)


放射線の危険性は土から計るのが一番の目安になるのか?
(30キロ圏内の同心円では決められない)

江町と飯舘村。地面から高さ1メートルの地点では、浪江町で毎時23・0マイクロ・シーベルト、飯舘村で同14・0マイクロ・シーベルトが最高値だった


浪江町というと津島とか三春の方に伸びている。海の方には津波の被害が大きかった請戸がある。浪江町でも放射線の量は違っている。浪江町で放射線が高いというとき浪江の津島近くで高いというとわかりやすい、浪江町でもすべての地点でモニタリングされていない、ともかく放射線で注意せねばならないのは放射線の量が一様ではないということである。それが素人にわかりにくい、未だに30キロ圏内は危険地帯と政府から指定されるから30キロ圏内が全部危険というイメ-ジになってしまう。自分が住んでいるところは30キロから数キロしか離れていない、奇妙なことに30キロ圏内は危険だ、危険だ、避難だ、避難だ、というとき30キロで区切って危険なのかと思い込まされるのである。実際は30キロも40キロも放射線量は変わらないかもしれないのだ。だからどうしても30キロ圏内の同心円で危険を決めるのは納得がいかない、放射線のことはわからないにしても一番高い地点が前に指摘したように浪江の山中にありそこを中心にして放射線は飯館の方に高くなったのである。原子力の建屋が爆発したとき放射能のかたまりが北西方向に風にのり放散された。そしてその時丁度雨が降ったため地中に堆積された。それで地上からの放射線が以前として高く危険だとなっている。地面から高さ1メートルの地点ということがそれを示している。小学校なども子供が校庭で遊ばないようにしているのはやはり地中から地面から放射能が出るからそういっている。地中に堆積しやすいのが放射性物質でありセシウムは半減期が30年だから放出する量が減らないから困るのである。多少減っても以前として放射線の量が減らないのは原子力発電所から放出されてくる放射能物質ではない、地中に堆積された放射性物質(セシウム)のようなものによって放射線の量が以前として減らないのである。


放射能のことはいくら説明されても素人にはわからない、専門家でもわからないそうである。放射線が放射性物質がその量によって人体にどれだけ影響するのか正確には誰もわからない、未知の世界であるという、それも原子力発電所で作業しているような大量の被爆した人には確実にすでに症状が現れるが徐々に一年の積算で放射能をあびる人はどうなるのかわかりにくい、微量の放射能をあびても一日で細胞は元に回復するという、微量な場合はだから心配ないという学者もいる。つまり放射能はデ-タ-をとるだけでむずかしいものであり正確なことがわからないのである。チェルノブエリと今回の福島の原発の放出した放射性物質の量は10倍以上違っているからそれも全部参考にならないのだ。放射能についての風評被害が広がるのはそもそも学者でも両論がありわからないものを素人が判断しろというのも酷である。何を信用して判断していいかもわからない。ともかく同心円の30キロ内が危険に避難指示に指定されるとき逆に30キロから数キロ離れていたから安全だったとはいえない、でも不思議なのは人間の心理なのだろうか?自分などは数キロ離れて助かったとか思うし相馬市などはさらに安全だとすぐに平常の世界に戻ったのである。距離から計算すればそうなるが放射線は距離だけですべてが安全だとは言えない、現実に福島市でも郡山市の方が30キロ内の南相馬市より放射線の量が高いのに危険性を指摘しないのもわからないのだ。


チェルノブエリは妊婦や子供には被害が明確に出たから子供は要注意だとなる。それは過去のデ-タ-から言っているから信頼できる。でもまたその放射線の量によるし日本人はヨウ素を海藻類から十分にとっているから甲状腺ガンにはならないという説明もそうかなと思う。要するに放射線については各自その危険性を勝手に判断しろとなる。だから60以上過ぎた人は10年後とかにガンになるとか言われても長年住んでいたところには住み続けたいとなるからそれはしかたないと許してもいいとなる。でも60才以上の老人だけで生活がなりたつのかとなるとこれもむずかしい。子供とその親がいなくなり老人だけが残された村や町や市は生活していけなくなる。放射線の問題は単に同心円でその危険性が確定されるわけでもないし年齢によってもその感じ方は大きく違っているのである。ともかく放射能の拡散は風によっても地形によっても影響されるから30キロ圏外でも危険であり同心円では特定できない、影響されやすいにしても平坦な地なら東京や仙台にも風向きで飛んでゆく、さえぎる山がないから飛んでゆく、チェルノブエリでも遠くに放射線が高く検出された地域があった。風向きや地形や気候条件で変わってくる。途中さえぎる山がないと高濃度の放射性物質が飛んできたら遠くに高い放射線が計測される。


30キロ圏内は保証がありそれから数キロはずれたら保証はない、これも差別化であり金銭の保証のために30キロ圏内以上は政府では保証しないとするための同心円の設定だともなる。放射線はやはり地面にふったものが堆積されることが一番の目安になるのだろうか?
原発自体からは放射性物質の放散をおさえられば空中からは飛んでこないし空中は拡散するから滞留しない、堆積しないから一旦原発自体から放射性物質がもれなければ安全になる。
でも土に堆積された放射性物質はセシウムだったら30年とか消えないで放射線を出し続ける。するとその土の中の放射性物質を除染しないかぎりそこには住めないとなる。放射線を抑えることができないからである。土からの計測では南相馬市でも相馬市でも同じくらい放射性物質が出ている。つまり10キロくらいではたいして変わらないということになる。放射能は本当にこのようにやっかいなものでありいくら学者が説明してもその学者でも見解が分かれるし素人はなおさら判断できない、それでも30キロ圏内とか圏外でも何とかそれなりに知ろうとして努力するほかない。みんな命にかかわっているから知らないではすまされない、そんなやっかいなものにかかわらせたこと自体大罪だったのである。

posted by 老鶯 at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発事故関連