2011年04月15日

放射線は風と地形に影響された(30キロ圏内同心円で被害を決めるのは納得できない)

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地形と風の流れに放射線は影響した

放射線は風と地形に影響された
(30キロ圏内同心円で被害を決めるのは納得できない)

●30キロ圏内の同心円で保証などを決める疑問


福島第1原発事故による放射能汚染を独自に調査した京大原子炉実験所の
今中哲二助教らによる報告会が13日、国会内で開かれた。今中氏は、
同原発から北西に25〜45キロに位置する飯館村の一部について
「人が住むのに適したレベルではない」と指摘、汚染の深刻な状況を訴えた。

今中氏は、3月28、29の両日、飯館村の130地点で空気中や土壌で
放射線量を測定。原発から遠い同村北部の空気中の放射線量は1時間当たり
3〜4マイクロシーベルトだったのに対し、原発に近い南部に行くと
20マイクロシーベルト程度に上がったことを説明した。

同村曲田地区の土壌からはセシウム137を1平方メートル当たり2200キロベクレル検出し、
旧ソ連のチェルノブイリ原発事故による強制移住基準1480キロベクレルを超えた。


放射線についていろいなことが言われるのでなかなか理解できない、そうはいっても放射能問題はじかに自分が住んでいる場所だから命にかかわるから今になってみんな真剣に考えるようになった。自分が探求してきたのは地形とか地理とかに全国を旅したことなどで興味をもった。そのことを郷土史でも書いてきた。津波も地形によって作用されることも書いてきた。一律に津波の被害にあったわけではない、地形が原因で被害が少なくてすんだところもある。松島は島が防波堤の役割をにない被害が少なかった。それから風土的に日本人は海産物をワカメやノリを多く食べるからヨウソの影響が大陸のロシア人のように影響が少ない、甲状腺ガンになりにくい、ヨウソが十分にとっているから付着しにくいということも科学には無知でもそういう地形とか風土的差が人間生活あり世界を数学のように一様にみることはできない、それがまた国々の文化の基となっているのだ。欧米人とアジア人その中の日本人は体そのものが違っているのだ。だからロシアのチェルノブエリの事故で甲状腺ガンが多発したというときあてはまらないかもしれない、その結果は実際はまだ不明である。

なぜ今回風のことにこだわったかというと意外と放射線が飯館村とか福島市とか郡山で高かったことであり自分の住んでいる南相馬市は高くないのである。30キロ内でも高くないのである。

それでどうして保証問題でも30キロ圏内は東電で保証するとか言うのか納得がいかない、放射能の被害は飯館村とか福島市の方に高く出るはずだからである。30キロ内の南相馬市より福島市や郡山の方が保証する範囲になる。それができないのはそこは人口が多いから30キロ圏内で区切りあとは保証しないとしたとしか思えないのだ。放射能の被害状況とは違う、同心円で放射能の被害が決められるわけではないからだ。飯館村は計画的避難地域に入ったから保証されることはわかる。でも保証問題になると福島市とか郡山市も入るのだ。


●阿武隈山脈の地形と風の関係



●田村市の放射線量が比較的少ないのは、この山の壁に放射性物質の多くが跳ね返されるからでしょうか。


●放射性物質は、険しい山を越えるほど上空まで飛ぶものは一部で、多くは地上からそれほど離れていない高さを移動するのでは。


●東(太平洋の方向)と南北(平地の方向)に向かった放射性物質は、遮るものが少ないため拡散し、ある程度薄まるようだ。


http://d.hatena.ne.jp/kmbk12/20110329/1301399928


地形が放射線の拡散に影響しているのか?一様に分布しない、阿武隈山脈がありそれが放射線の流れに複雑な影響をした。放射線ではなく放射性物質の流れである。それは赤字木(あこうぎ)椚平とか今回の曲田でも長泥でも非常に高い数値なのである。土壌にも放射性物質が基準値を軽くこえて堆積された。放射性物質は半減期が30年だとかセシウムの場合など減らないとすると放射線を出しつづけるから危険極まりないものだった。土が一旦汚染されたらそこに人も住めなくなるしもちろん農業などできなくなることがわかった。その土地のものも食べることができなくなる。自分が今回興味を持ったのはこのように放射性物質の拡散に風が影響していることと地形が影響していることだった。では地形というときただ平坦な地域ならわかりやすい、浜通りの鉄道が通っている地帯は平坦であり放射能は広く拡散されて薄められた?風の影響もあったが放射性物質は少なくてすんだ。でも放射性物質の通り道となった浪江から阿武隈山脈を通るところは本当に危険なレベルで高かったのである。赤字木(あこうぎ)椚平(くぬぎたいら)から曲田から長泥(ながとろ)の線は危険地帯になった。この線は川俣の一部を通り福島市まで通じていた。そして福島市で放射線が高かったのは吾妻山などの阿武隈山脈よりさらに一段と高い壁にはばまれ放射性物質が盆地の福島市に滞留したからだという分析をしている。


私はこの道を自転車で何度も行っている。なぜ田村市が前の三春が放射線が低かったのか、それは高瀬川を上ってゆくと傾斜が高い、そこは風の流れを阻む山となっていたから田村市には放射性物質は流れにくくなっていた。一方浪江から塩浸(しおびで)赤字木(あこうぎ)椚平や飯館村の曲田から長泥に出る線は危険なほど放射線の量が高くなっていた。それは川俣から福島市へと線となり通じていたのである。その辺に風の通り道があり放射性物質もその線にそって流れたというのも理論的に一つの説になる。科学的にもそうした放射線が計測されているのだからあながち素人の説とも言えないだろ。いづれにしろ田村市には放射線が低いという理由はわかりにくいだろう。山が壁となり風が通っていかなかった。確かに高瀬川を上る葛尾(かつろう)に出る道は急峻なことを地元の人は知っているだろう。田村市が低く郡山市が高いのは田村市は山の壁にさえぎられたがそれを飛び越えた郡山市は放射線が高くなった。一方浪江から赤字木(あこうぎ)椚平方面に行く道には人家もあり比較的ゆるかな坂であり谷間のようになっていて広い。そこにはだから田んぼや畑も作られている。その辺は実地に行ってみないとわかりにくい、これは自転車で苦労して行った道だから実感として書いているのである。


ともかく放射線についてなどいくら説明されてもわかりにくい、どれだけ影響するのかもわからない、ただ現実に同心円の30キロ内や外だけで放射線の影響は決められない、でもなぜその同心円にこだわるのか?保証もそうである。飯館村はあまりに放射線が高いから計画的避難地域となり保証することになったことでもわかる。放射線の量で計るのがその対処方法なことはまちがいない、しかし同心円にこだわってそれを中心に決める理由が納得いかないのである。



福島市の地形
http://doctor-asari.at.webry.info/201103/article_13.html

posted by 老鶯 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題の深層